澗松美術館に一緒に行ってくれた韓国のお友達・裕美さんに教えてもらったこと。
『男性(王様・絵師・両班など時代劇に出てくる高貴な位の人たち)は
高い岩(意思の高さ・堅さを表す)や竹(風に靡くことなく真っ直ぐな意思を
表す)を好んで描く。
女性は梅や蘭(たをやかさを表す)を描く。
高貴な人たちは水墨画を良いとしていた。
色がたくさん入った物は庶民の物と考えていた。』
へぇ~。
だから、『風の絵師』のドラマの中で申潤福(シン・ユンボク)が宮廷絵師なのに
色をいっぱい使ったから物議を醸すのか。
時代劇をよく見ますが、初めてその意味を知ってとても納得しました。
実際、澗松美術館も国立中央博物館もカラフルな絵画はほとんどなかったです。
教えてもらわなければわからないことでした。
とっても勉強になりました。
これからドラマを見るときの目も変わりそう。
『端午風情』 申潤福(シン・ユンボク) 作