赤穂緞通

ブログを整理していたらアップしていなかったものを見つけました。

  ↓  2年前に書いた文章です。( :oops: 汗)

 

お恥ずかしながら、お茶の時に使える『緞通』がなく、長年探していました。

探した甲斐あって、先日、とてもとても良い緞通が届きました。

『赤穂緞通』です。

ご存じの方もたくさんいらっしゃると思いますが、

少し赤穂緞通のお話しを。

 

《赤穂緞通は、鍋島緞通・堺緞通と並び、日本三大緞通と呼ばる。

赤穂緞通は、赤穂に生まれた女性によって、江戸末期に考案された。

その風雅な文様は、茶人・料亭・お茶屋などに好まれ、大正から昭和初期にかけ

全盛期を迎えたが昭和12年に綿花輸入制限を受けて、緞通場の閉鎖を余儀なくされた。

これ以降、緞通業は衰退の一途をたどる。

厳選された綿糸のみで作られた赤穂緞通は独特の風合と手触りを持っている。

文様を際立たせるために握り鋏で念入りに摘みの作業をする。》

 

今は毎日拭き掃除をしています。(きれいな雑巾が真っ黒になります。 :roll:

この赤穂緞通を使えるような茶会ができたらいいな

と思います。そうできるよう日々いろいろなことを勉強していきます。

 


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