先日、イタリアに行ってきました。
流行の街・ミラノと芸術の街・フィレンツェです。
至るとことにゆかりのある偉人達の銅像が建っています。
ホテルの近くの広場では 『レオナルド・ダ・ヴィンチ』。
この方は絶対に外せません!!
初日に訪れたのは『ブレラ美術館』。美術学校の中にあります。
世の中で初めて遠近法を駆使して画を描いたアンドレア・マンテーニャの作品や
ラファエロの初期の作品、『聖母の結婚』 ↓ があります。
そして、ブレラ美術館といえば ↓
ペリッツァ・ダ・ヴォルペード の 『労働者たちの行進』 だそう。
彼はブレラ美術学校に入学し、才能を発揮し、
その彼の大作が『労働者たちの行進』。
労働者たちの一つ一つのしぐさに、
レオナルド・ダ・ヴィンチがよく用いた「手」の動きを加えたり、
ラファエロの絵画に見られるような立ち姿の労働者もいたりします。
ペリッツァはそういった技法も研究して加えていったらしい。
またこの作品は政治的な意味も多く含まれ、
1920年頃から各地で盛んになった労働者運動を
代表する絵画としても有名になったらしいです。
ミラノではこの絵を労働者たちの意気を高めるために使用された
とも言われています。
見学して、とても驚き&嬉しく思ったことは、
イタリアの美術館はフラッシュを使わなければ写真をとっても良いこと。
とても寛大なことだと思いました。